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広島大学大学院 総合科学研究科 行動科学講座
教授 堀 忠雄氏「快適睡眠のすすめ」
 短時間仮眠法は、徐波睡眠を含まない仮眠のほうが睡眠慣性をおさえることができるという点に着目したものである。
 入眠してから徐波睡眠が出現するまでの時間は、年齢によって異なる。青年期から若年成人では15〜20分で徐波睡眠があらわれるが、中高年では30分程度に長くなる。
したがって、仮眠の長さは、個人により、また年齢により調節するのが正しいといえる。目覚めたときにひどく眠気が残るようであれば、徐波睡眠段階から目覚めている可能性が高いので、仮眠時間を短くすればいい。15〜30分の範囲で、起きぬけにさわやかな印象がえられれば、ちょうどいい長さと考えていい。
 いつとるかというタイミングの問題であれば、眠いときに寝るのであれば14時であり、14時の眠気を予防しようというのであれば2時間周期の眠気のリズムを利用して、10時か12時を選択することになる。
 
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